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2023/6/8～2023/7/18まで、愛知工業大学名電高等学校の１年生に向け、車いす当事者の話と車いす体験を実施しました。

第一部は、頸髄損傷のため肢体不自由となった車いす当事者講師より講義を実施。自身の障害特性や、望ましい接し方や配慮、生活の様子、移動手段として活用している車への乗り降りの様子などについて講話を行いました。

また講師が趣味としている車いすバスケの動画の再生なども行い、皆さん、熱心にメモを取りながら聞いていらっしゃいました。

その後、第二部では車いす体験として、車いすに乗ったり介助する体験をして、校内を15分程度巡回して頂きました。

多機能トイレや障害者用エレベーターなども利用し、普段利用しているトイレやエレベーターとの違いを知る機会となりました。

またわずか数センチの段差でも、自力では車いすで乗り越えられない人もいることを体験して頂きました。

アンケートの声（一部抜粋）

• 車椅子だから足が不自由だけではなく、個人個人の目に見えない障害あることがわかった。
• 車いすを利用している方の生活や、困りごとなどを理解することができました。今まであまり考えたことがなく、知らなかったことを知る事ができたので、とても良い機会だと思いました。
• もし車いすを利用している方がいて、困っていた時は助けることができたらいいなと思いました。
• 手伝う時は人それぞれの手伝い方があることがわかったので、これからは自分で勝手に考えて手伝うんじゃなくて聞いてから手伝うようにしたいと思いました。

愛知工業大学名電高等学校の生徒の皆様の今後に、今回の体験が役立てば幸いです。ありがとうございました。