LEGOLAND Japan合同会社様にて、聴覚障害の研修を実施しました
2023/2/20にレゴランド・ジャパン事務所を訪問し、講師派遣事務局は名古屋市障害者差別相談センターと共同で、障害者理解に関する社員研修を実施しました。
この研修は障害理解を深め、遊園地への来場者への接遇向上を目的に実施されました。
講師派遣事務局は「聴覚障害当事者講師による聴覚障害研修と手話体験」について、また、名古屋市障害者差別相談センターは「障害者差別解消法と配慮」についての講演を実施されました。
まずは講師派遣事業の聴覚障害研修からスタート。
冒頭では、聴覚障害(ろう)の当事者講師と、手話同時通訳の講師2名から声を出さずに手話で自己紹介をし、「どちらが聴覚障害者かを当てる」イントロクイズを実施。なんと殆どの方があてられず、「外見からではわかりにくい障害」ということを、実感して頂きました。
(講師2名の自己紹介。声を出さないと、どちらの方が聴覚障害者かわかりません)
その後、2名の講師から聴覚障害の特性、望ましい配慮について説明。さらに、レゴランド・ジャパン社の聴覚障害のある社員の方も加わり、座談会形式で「聴覚障害者が困りがちなこと」を、ユーモアをまじえてお話し頂きました。
そして最後に、ミニ手話体験。遊園地レゴランドでよく使用されると思われる言葉を中心に、手話を体験して頂きました。
例)
・こんにちは、レゴランドへようこそ。
・OK / わかりません
・ありがとう / ごめんなさい などなど。
他にも「ジェットコースター」や「迷子」など、遊園地に関係が深い単語を練習し、皆さん真剣な表情で練習をしていらっしゃいました。
あっという間に時間は過ぎ、聴覚障害研修は終了。名古屋市障害者相談センターの担当パートに。センターからは「障害者差別解消法」の説明の後、「差別」と「区別」の違いについて、グループディスカッションを取り入れながら、受講者の皆さんに考えて頂きました。
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レゴランド・ジャパン従業員の皆様に、研修内容が役に立てば幸いです。
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